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医療用レーザーとは？美容への応用

10:52:16 20/07/2021

医療用レーザーとはどのようなものでしょう？医療用レーザーは美容皮膚科でも広く使用され、その高い効果も一般的に知られる技術となってきました。そして、多くの人が美容のためにレーザーを求めている一方、レーザーについてきちんと理解していないことで間違った使用方法をしてしまうこともあります。

そこで、今回は医療用レーザーについて正しくご理解いただけき、お客様が間違ったスキンケアや肌トラブルを避けられるよう、ご紹介いたします。

医療用レーザーとはどんなもの？

レーザーとは、「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation（誘導放出による光増幅放射）」の頭文字のことで、単一の波長を照射させます。

医療用レーザーは、様々な疾患の診断や整形手術に用いられ活用されています。

医療用レーザーとは？

美容皮膚へのレーザーの応用

「医療用レーザーとは何か？」という質問に続いて、レーザー技術の応用について詳しくご説明いたします。医療用レーザーは、様々なお肌の問題を治療するために用いられますが、具体的に次のようなものがあります。

しみ治療（色素沈着の治療）

医療用レーザー技術とはどのようなものでしょう？しみを消すことはできるの？実際に、しみ、そばかす、肝斑、年齢によってあらわれるしみなど、不均一な肌色や色素沈着の問題は全て医療用レーザーで明らかに改善させることができます。レーザーは表皮層にある色素を攻撃し、破壊された色素は細かく分解され、自然の代謝プロセスを経て排泄されます。

医療用レーザーの技術は美容皮膚にどのように応用されるのか？

皮膚組織の再生

間違ったニキビ治療などにより残ってしまった窪んだ傷痕も、医療用レーザーで完全に回復させることができます。レーザー光線は表皮の奥深くまで作用し、新しい細胞を再生・増殖させます。新たな肌細胞により、皮膚組織を満たし、肌表面の傷痕を回復させます。

毛細血管拡張症（赤ら顔）の治療

血管腫のような先天性の血管病変の治療や、ステロイド系薬剤の使用による肌の赤みの軽減にも、医療用レーザーは安全で確かな効果を示します。

タトゥー除去

医療用レーザーはタトゥー除去にも応用できます。しかし、個人差や使用されたタトゥーのインクの種類によっては完全に除去できない場合もあります。一般的に、タトゥーのインクは時間とともに酸化が進み、色も暗く変化していきます。混合されたものや質の悪いインクも同様です。そのため、タトゥーを入れるかどうかをしっかりと考え、またその場合には安全な施設で入れてもらうことをがとても重要になります。

医療用レーザーのタトゥー除去への応用

脱毛

ムダ毛のないつるつるな素肌は魅力的ですね。整えられたひげは男女問わず好感をもたれます。毛抜き、剃刀、ワックス、レーザーなど、ムダ毛処理には様々な方法がありますが、中でもレーザー脱毛は長期的に毛の成長を止め、痛みのない方法といえます。

様々な点において利点のある医療用レーザーは、多くの美容施設で利用されています。しかしながら、安全に満足のいく効果を得るには、基本的な知識を持ったうえで信頼できる施設を選ぶことが重要になります。

ROHTO AOHAL CLINICの特徴

ROHTO AOHAL CLINIC は日本式の診察、日本品質の施術とサービスをご提供しております。ベトナム在住の日本人の皆様にも、安心してお越しいただけます。

医師は診察をもとにトリートメントのプランをご提案いたします。

アオハルクリニックは、日本（東京）で10年以上、信頼されている美容皮膚クリニックとして経営を続けています。このアオハルクリニックの経験とロート製薬が長年蓄積してきた皮膚研究の知識に支えられ、２０１５年、ベトナムで１号店をオープンすることができました。

2018年、ROHTO AOHAL CLINICは2号店をオープンしました。色素沈着（しみ、そばかす、肝斑）の治療をより一層特化し、美容皮膚クリニックとしての位置づけを確立しました。

医療用レーザーによるトリートメントの様子

「アオハル」とは日本語の「青春」を語源とし、「永遠に美しく若々しい人生」という願いを込めています。この名前の由来のように、お客様に健康で美しい素肌から、いつまでも若々しいく活発に人生を楽しんでいただきたいと考えています。そのために、最先端の技術を安全にご提供し、なめらかで潤いと透明感に満ちた素肌へと導きます。

ROHTO AOHAL CLINICの医療用レーザーの技術

ここまでに、医療用レーザーとは何かについて、またその美容分野への応用についてご紹介しました。続いては、ROHTO AOHAL CLINICで実際に使用している医療用レーザーの最先端技術をご紹介します。

Q-スイッチYAGレーザー

当クリニックの使用するQ-スイッチレーザーは2種類の波長（562nm、1,064nm）を照射できます。これらは医師が目的に応じて使い分けます。

色素沈着の治療

しみ治療には、短い波長の562nmを使用し、表皮にあるメラニン色素を破壊します。シミの原因となるこの色素は、レーザーが照射されると細かい粒子に分解され、自然に体外へ排泄されていきます。このとき、肌表面へダメージを与えません。

ROHTO AOHAL CLINICでのQ-スイッチレーザーしみ治療の様子

リジュビネーション（肌の若返り）

レーザー光線は肌の奥深くへ作用し、コラーゲンとエラスチンの産生を刺激します。これによって皮膚組織を再生させ、小じわの解消、ハリの回復などの効果が表れます。

ダイヤモンドピーリングの様子

大きく開き、目立つ毛穴にお悩みの方には、ダイヤモンドピーリングが大変お勧めです。このメニューは、活性炭とQ-スイッチNd YAGレーザーを使用し、毛穴の汚れ、皮脂、古い角質を除去するために特別に考案されたトリートメント方法です。レーザーを毛穴の奥まで作用させることができるので、毛穴のつまりをクリアにし、毛穴をひきしめ、小さく目立たなくします。

タトゥー、母斑の除去

1,064 nmの波長は肌の真皮をターゲットにします。主に、タトゥー除去、母斑の除去で使用されますが、これまでのレーザー技術と異なり、火傷、痛み、傷痕を残すなどのリスクがありません。

Q-スイッチレーザーによるタトゥー除去の様子

Q-スイッチレーザーの特徴：

施術後に傷ができるリスクがない
皮膚の表面にダメージを与えない
時間とともに肌色が均一になっていく

フラクショナルレーザーによる肉割れ・妊娠線の治療

肉割れ・妊娠線は通常、腹部、太もも、おしり、胸や二の腕、ふくらはぎなどにあらわれます。思春期に起こる急成長や妊娠、急な体重増加により皮膚の伸びが追いつかないときに起こります。皮膚が急激に引っ張られることにより、コラーゲンとエラスチンが折れてしまうのです。

フラクショナルレーザーは細かく規則的に皮膚を傷つけることで自然治癒力を引き出します。この自然治癒のプロセスにより、新しい肌細胞の成長が刺激され、コラーゲンとエラスチンの新生が強く刺激されます。このようにして皮膚組織が再構築され、新しい細胞で満たされることにより肉割れ・妊娠線が目立たなくなりやがて他の肌と同じように戻ります。